Animal Hearts Weblog
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野生のクマたち


TBS 「最後のいっぴき物語」という番組を見ました。
見たのは途中からだったのですが、興味深い内容でした。

まずホッキョクグマ。
カナダのチャーチルという街は、季節移動の為にホッキョクグマが通過する所。
以前は見つけられれば駆除されていたそうですが、生体数も減っている
ホッキョクグマ。
駆除を避ける為、様々な取り組みがされています。

ホッキョクグマは、哺乳類動物で一番強いのでは?といわれているほど、
その体も大きく、また強い動物です。
そんな動物が街に出没するというのは、人間にとっても危険な事です。
人が襲われれば、その襲ったクマは殺される。
この悲劇を避けるべく、家々の窓には板が打ち付けられたり、玄関先に
釘が打たれた板を置いたりと、クマに襲われない様に工夫がされています。
また、街の中にクマの捕獲装置を設け、これによって捕獲したクマを、
昔の様に殺すのではなく、施設の中で飼育します。
そして、季節移動の時期になったら放したり、また観光客に見せるという
工夫が行われています。

しかしそんな中映されたのは、観光客による大量のゴミの山。
そしてそのゴミの山をあさるホッキョクグマ。
結局、人間がホッキョクグマを「入ってはいけない」人間の街に呼んでしまっている。

温暖化が進む今、氷は今までにないほどのスピードで溶け続け、
ホッキョクグマの住処はますます狭められています。
それ故、人間の住む場所に近づかざるを得ないという現状もあります。



続いて、ツキノワグマ。

まずは韓国での取り組み。
韓国では今、絶滅の危機に追いやられているツキノワグマを救うべく、
施設を建設し、大きなプロジェクトに乗り出しています。
ロシアや北朝鮮の動物園などからツキノワグマを購入し、これらが野性に帰れるように
訓練し、山に放して野生のクマを増やそうという試みです。

北朝鮮・平壌の動物園から、6頭のツキノワグマの子供がやってきました。
この施設で、この6頭のクマを野性に帰れる様に訓練を重ねます。
動物園にいた動物は、人間に馴れてしまっています。
人間に馴れてしまうと、野生に戻した際、人間を恐れずに人間に近づき、
また民家にも近づくなど、今は小熊だからいいものの、大きなクマになってからでは
これではあまりにも危険です。
なのでこの施設では、クマが人間を恐れる様に訓練を繰り返すのです。

そして森に放たれた6匹の小熊たち。

2匹は訓練の甲斐なく、登山者に近づいて餌をねだったり、民家に近づいたりと、
将来的に被害が出かねないという事で、野生に放つ事を断念。
施設に戻されました。

一番活発で元気の良かったもう一匹は、農家の人が仕掛けたイノシシの罠にかかり、
ワイヤーが肉に食い込み、手術の甲斐なく死んでしまいました。

一度人間の手の中に入った動物が、今度は人間の手から離れて野生の中で暮らす・・・
という事の厳しさが伝わってきます。

しかし、中には初めての冬、自分で穴を捜して立派に冬眠したクマもいて、
韓国ではこのプロジェクトを続けながら、野生のツキノワグマが増える様に願っています。


日本はどうでしょうか。
現在ツキノワグマは、九州では絶滅したとされ、四国・中国地方では
絶滅危惧種に指定されています。
しかし一昨年のツキノワグマの人里への大量出没では、なんと2372頭もの
ツキノワグマが殺されてしまったのです。

確かに自分の住んでいる所にツキノワグマがでたら恐いです。
殺される可能性も十分あります。まして子供の安全を考えたら、
殺さざるを得なかった状況もあったでしょう。

しかし絶滅の危機のある動物をこんなに殺してしまうのは、悲しい現実です。
かつては害鳥とされ、駆除の対象となり、そして今では日本では絶滅となって
しまったトキと同じ運命をたどりかねません。

これを解決すべく、東京農工大では、ツキノワグマに関する科学的データを集め、
人間とツキノワグマとが共存できるよう、研究を進めています。

現在この地球上で、毎日1種の生物が絶滅しているそうです。
昨日もその前の日も、私達の気付かない所で、そっと最後の一匹が姿を
消してしまったのでしょう。そして今日も明日も・・・

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【2006/07/30 12:46】 動物実験について | トラックバック(0) | コメント(-) |
頂いたメールから
頂いたメールの紹介と、その私の返信文です。
ぜひ読んで頂けたらと思います。



件名: 密輸された動物について


はじめまして。私は今野生動物の専門学校に通っています。
二年生の学校を今年入学し、まだ日も浅いのですが、6月の初めに、
某水族館へ研修に行きました。
そこでバックヤードの中で2年前に密輸されたインドホシガメを紹介されました。
後の質問の時間で私は真っ先にそのカメたちのことを質問しました。
“ここ数年、密輸される動物の数が増え続けていると言われて問題になっているのに、
なぜこのホシガメたちはここにいるのですか?”と。
担当の飼育員が“それはなぜ展示しないのか、ということですか?”と言ったので、
“いえ、なぜ密輸が発見されてから2年もこの水族館いるのか、ということです。
一時的ならわかりますが、密輸されたのならなぜその動物を元の国に帰してあげないのか、
そういった組織はないのですか?”と聞いたんです。
飼育員は“う?ん、それはワシントン条約に問題があって、密輸者が見つかった時点で
持っている権利を放棄しちゃうとどこの国の、どの地域から連れてきたのかが
わからなくなって帰すに帰さなくなっちゃうんだよ。
組織と言う前にそのためにかかるお金がないんですよ・・・”と苦笑いをして話を
逸らされてしまいました。

それから私は密輸動物のその後について調べ始めましたが、
なかなか思うように行きません。
確かに、この問題は動物保護と動物保全の違いのように、一方だけを尊重しては
解決しない問題だと思います。
私も、どこか自分の中でその違いをまだよくわかっていないところもあります。
そこで、密輸された動物たちのその後について考えていく上での参考にご意見を聞かせてもらえないかとメールしました。
ぜひ公開していただいて多くの人に知ってもらえたらとも思っています。
アドレスも一応載せておきます。
よろしくお願いします。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下が私の返信文です。



初めまして。
メールありがとうございました。

密輸される動物の現状は全く悲惨だと思います。
ここの所、相次いでカミツキガメが各地で発見されて話題になりました。
日本で繁殖してしまっているものもいますが、元はと言えばペットとして
飼われていたものですよね。

一昨年になりますが、ブログに密輸される動物についての記事を書きました。
一部抜粋しますね。



愛媛県立とべ動物園。これまでにこの動物園に送られてきた動物は計5種類105匹。
以下、とべ動物園で保護しているいくつかの動物についてです。

関西空港で摘発された2匹のアミメニシキヘビ。
世界最大級の大蛇ということで、高値が付くそうで、マニアに人気だとか。
そして一緒に来たマレーハコガメからは寄生虫が検出されたため、
他の動物と接触させることができず、予備室で薬を与えられているそうです。

画像はインドネシア原産のアジルテナガザルです
(とべ動物園のサルと画像のサルは関係ありません)。
98年に赤ちゃんの状態で来園してきた、アジルテナガザルのフィフィ。
一般公開はされていません。屋外展示場と室内寝室を結ぶ通路を嫌うため、
寝室だけで飼育しているからだそうですが、関係者によると、親が一緒ならば、
通路も一緒に通ることができるはずだったそうです。
赤ちゃんだったフィフィを授乳して育てた、関係者の方の話です。

「親ザルは子ザルを命がけで敵から守ります。
 密猟者は親ザルを殺してフィフィを奪ったのでしょう」 

このような手法は、オランウータンやチンパンジーを捕獲する際にも使われると
聞いたことがあります。なんて残酷なのでしょう。

インドホシガメは、96年に40匹預かったそうですが、
34匹がすぐに死んでしまったとか。
密輸でなくとも、輸送というのは、長時間に渡る悪い環境で、
動物にとって大変なストレスです。ましてこれが密輸となると、
カメなどは手足を出さないようにガムテープで巻かれる、といったケースも
聞いたことがあります。
それは動物にとっては生死をかけるほどのストレスとなるでしょう。
その多くが命を落とすのも当然と言えると思います。
動物園では現在、2世も含め42匹が育っているということですが、
赤外線のランプに徹底した温度管理・・と、飼育は大変なものと思われます。

(抜粋はここまでです)


一番の被害者はもちろん動物ですが、動物園もある意味被害を被っている、
と言えると思います。
最近、上野動物園で保護されている密輸動物のニュース番組を見ました。
密輸動物が警察に届けられると、警察はその動物を上野動物園に託します。
しかし現状として、上野動物園ももう密輸動物で一杯一杯の状態。
一定期間保護し、飼い主が見つからなければ処分されるという事です。
ここ何年か、多くの密輸動物が発見されていますから、動物園の方でも
全てを管理するのは難しいのでしょうね。

○○さんの訪れた水族館は、むしろ2年間もカメを保護しているなんて、
異例の様にさえ感じました。保護している動物が少なかったのでしょうかね。

動物愛護団体なども、この増え続ける密輸動物問題の保護について、
対策が必要としています。
昨年外来生物法が施行されましたが、不十分な点はまだまだあると思われます。
特に密輸され、そして破棄された動物の保護については、法として明確にする
必要があると思います。
現状としては、動物が保護された時点で、飼い主が見つからない事が多く、
結局一時保護が可能である動物園に送られる事になります。
しかし、この様に動物が増えている今、動物園でも抱え切れません。
ここまで深刻な問題となっている今、専用の保護施設を作る必要があるでしょう。
そして密輸者や不法に動物を飼育していた者が特定できたのならば、
彼らに費用を負担させるべきでしょう。

水族館の方のおっしゃる通り、密輸動物は、その当事者が特定できない限り、
どこの国・地域からやってきたのか分からず、元の場所に返す事は難しいようです。
もし特定できたのならば、当事者の負担によって返されるべきかもしれません。
しかし現時点では、当事者に負担させるシステムが出来ていません。
また、動物を長時間に渡って輸送するというのは、動物にとっては生死に関わるほどの
負担にもなりかねないので、密輸動物を元の自然に帰す・・と言うのはとても難しい事かも
知れません。

とにかく、密輸される動物をなくす!!これが先決ですよね。
問題は需要がある事だと思います。
ブラジルでは、武器・麻薬密輸の利益には及ばないものの、
動物密輸は年間十億ドルにも及ぶ巨大ビジネスとなっており、
これによって利益を得る組織が存在してしまっています。
しかしこの様な組織も、需要がなければ意味はないわけですから、
動物の命を尊重し、動物を密輸する事がどれだけ残酷かという事を知る必要が
あると思います。

長くなってしまいましたが、今回頂いたメール、掲載させて頂きますね。
野生動物の専門学校、大変興味深いです。
また何か発見したり感じたりした事がありましたら、どんどんご意見下さいね。

お返事遅くなりましたが、貴重なご意見ありがとうございました!







【2006/07/16 21:28】 ペット動物について | トラックバック(0) | コメント(-) |
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