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東京食肉市場



先日天王洲に行く時、品川の駅から歩いて行きました。

久々に来た品川でしたが、港南口を出ると、すっかりきれいになっていてびっくり!
インターシティーの横には、多くの木が植えられたセントラルガーデンもあり、
日曜という事で人が全然いなかった事もあってか、とても広々と感じ、
ずいぶん開発されたものだな?と驚きました。

そしてその裏にあるのが、東京中央卸売市場食肉市場。
つまり、家畜動物が運ばれてきて、屠殺され、肉となる所です。

以前もここに寄った事はありましたが、きらびやかな高層ビル群と、この市場が
隣り合わせというのは、何だか不思議な感じがするんですよね。

以前来た時には、全体的にガランとしていて、人が少しいるなぁといった感じ
でしたが、今回も雰囲気的には似ていました。でも裏に回ってみたら・・・
牛がたくさんいてびっくり。
暗かったので、写真だと見にくいと思いますが・・(見えますか?)
たくさんの牛が繋がれていました。
そして、鳴き声も聞こえました。

あの鳴き声、今でも耳から離れません。
長野ののどかな牧場で聞いた牛の声とは全然違う。

これから殺されるという自分の運命を知っているのだろうか。
胸に重く響いてくる様な、あの鳴き声。上手く表現できませんが、
なにしろ、初めて聞いた声であり、私にはかなり強烈でした。

写真では見にくいですが、肉眼では牛の顔や鳴く姿もしっかりと見えました。
明日にはあの顔も目もなく、肉の塊となるのかと思うと、さすがにショックでした。



この東京食肉市場は、東京で唯一の食肉市場です。

東京中央卸売市場食肉市場HP
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/syokuniku/syokuniku_top.html

このHPによれば、平成16年度における一日の屠畜頭数は下記の通りです。


大動物(牛馬):345頭
小動物(豚等):1,034頭

こんなに多くの動物が一日で。すごいですね。

なお、HPには、屠畜の様子がイラストで示されています。
牛や豚がどのように解体されていくのか、参考になると思います。

1 牛枝肉ができるまで http://www.shijou.metro.tokyo.jp/syokuniku/kisotisiki_02_01.html
2 豚枝肉ができるまで
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/syokuniku/kisotisiki_02_02.html


また、この市場内には「お肉の情報館」という、家畜動物の生産から屠畜される
までの工程や、食肉に関する歴史や現状などを知る事の出来る展示室が
あるそうです。今度機会があったら、私も見てみたいと思います。

「お肉の情報館」 
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/syokuniku/rekisi_keihatu_03_01.html


私が見た(2枚目の画像の)、動物のけい留場の画像もありました。
繋がれているたくさんの牛の画像です。

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/about/03/03.html


また、このHPで目を引いたのが、業者への偏見・差別についての項目です。
この市場宛に、食肉市場に働く人たちを誹謗、中傷する手紙が届くのだとか。

以下、HPに書かれていた文章より。

食肉市場で働く者やと畜解体作業に対して「残酷なブタ殺し」「非人連中」
「人間のやる仕事じゃない」「お前らに人権なんて高貴なものはない」
というような悪意をもった内容のハガキ、手紙が直接食肉市場へ継続的に
送られたりインターネットに書き込まれています。


・・・私はこの様な中傷行為はおかしいと思います。
一体どのような人達がこの様な手紙を送るのでしょうか。

確かに動物を殺すわけですから、残酷なイメージは付きやすいかも知れない。
でも私はそれよりも、生きた動物が苦しみながら死んでゆくその姿を見る事も、
そしてあの動物達の悲痛な鳴き声を耳にする事もなく、何も考えることなく
肉を頬張る事の方が残酷なことのように思えてしまうのです。

私が以前読んだ屠殺業者の方の話では、海外からの労働者で、初めは動物を
殺すという事がつらくてたまらなかったけれど、仕事だからやらざるを得ない、
ということでした。
また、この様な仕事に携わるからこそ、誰よりも動物の命に感謝し、
食肉となった動物へ毎日祭壇に祈りを捧げ、大事に大事に肉を食べるという方の
話を読んだ事もあります。

私は以前、何も考えずに、ただただ美味しいと肉を頬張り、そして時には
お腹がいっぱいだからと残したり捨てていたけれど、あの頃の自分を思えば、
この様な方達に対して、そして動物に対して、全く言葉が出ない思いです。

需要があるから動物を生産し、屠殺する必要がある。
需要がある限り、屠殺という仕事は絶対に必要で、誰かがやる必要がある。
アメリカでは、移民の貧しい人達が働いている工場も多くあり、
厳しい労働条件と低賃金で働かされている人も多くいます。
(そして、前のアメリカ牛肉輸入禁止措置の影響で、真っ先に工場をクビに
 され、生活の糧を失うのもこの人達・・・。)

屠殺が残酷だと思うならば、その非難の対象は屠殺場で働く人達ではなく、
この需要を産み出している国民や、肉食を推進している企業に向けられるべき
だと思います。


長くなりましたが、畜産の事に関しては、動物愛護の観点からしても、
一言では表現できないほど幅広く奥深いので、
今回はとりあえず、この食肉市場の事についてだけ書きます。
また食肉を取り巻く現状などについては、これからも書いていきたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

データの追加です。

こちらのページから、その日の屠畜数を見る事が出来ます。

http://www.shijou-nippo.metro.tokyo.jp/

東京都中央卸売市場日報→卸売予定数量→食肉(今日)

ちなみにこの日(26日)の屠畜数は、

牛 351頭
豚 1052頭

となっています。
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【2006/09/27 11:34】 畜産動物について | トラックバック(0) | コメント(-) |
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