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天然記念物「北限の猿」の薬殺
青森県下北半島に生息するニホンザルは、国の天然記念物に指定されています。
天然記念物とはいえ、猿による住民への被害(畑を荒らされる・怪我を負う)は以前からの問題でした。 これ以上の人的被害を防ぐため、脇野沢村は猿の捕獲・薬殺という苦渋の決断をしました。 罠によって猿を捕獲しますが、捕獲された全ての猿を薬殺するのではなく、ボス猿・メス猿は逃がす等、 生態系を考慮した上で、2月までに24匹を上限に薬殺する計画です。

村の役所には、苦情・怒りの電話が多く来るということです。
内容は、猿がかわいそう・殺すべきではないというもの。昨年大騒ぎとなったクマの問題と同じ状況です。 確かに、クマが殺されると聞けば・そして今回のように猿が殺されると聞けば、とても胸が痛みますし、何とか避けられないものかと思います。 しかし中には、猿を殺す位なら、村民が村から出て行けばいい・・何て意見もあるそうで。 当事者の状況・気持ちを想像することも出来ずに、他人事としてそのような無責任な意見を言うのは、あまりにも浅はかだと思います。

生活上猿と遭遇したこともない私(他多くの人)よりも、村の人々の方がより猿と身近に生活しているわけで、その猿を薬殺することが ”苦渋の決断” というのも本当にその通りだろうと思います。

今回の薬殺計画において、村長は、薬殺を避けるためのサルの譲渡を検討しています。京都大学への譲渡が計画されているようですが、サルが実験台(モルモット)になるか否かで、検討が続いています。 以下、これに関するニュースです。

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京大へのサル譲渡は条件付きで

“北限のニホンザル”の捕獲問題で、捕獲したサルの薬殺を回避するため、サルの譲渡を検討している脇野沢村の山崎隆一村長は六日、文化庁から、モルモットに使わないなら譲渡してもいい?との回答を得たことを明らかにした。譲渡先の京都大学に、ニホンザルの処遇について早急に確認を急ぐ方針だ。

ニホンザル捕獲をめぐり、村は県特定鳥獣保護管理計画に基づき、人に危害を加えるなどした二十四匹の捕獲を県に申請し、許可を得た。山崎村長は当初から、薬殺回避のため、村にある野猿公園のサルを欲しがっている京大に同苑のサル約六十匹を譲渡し、その後に捕獲したサルを同苑に入れたいとの考えを示していた。

山崎村長は先週、文化庁に対し、京大への譲渡について再度、要請。この際、「モルモットに使わないということであれば保護団体も『あげてもいい』と言うだろう」との返事があったという。

ただ、京大側はこれまで、村に対し「生まれた子を実験に使いたい」との意向を伝えているそうで、この場合、譲渡できない可能性が高い。山崎村長は「譲渡後のサルの扱いについて京大に確認し、県とも協議した上で判断したい」と話している。

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以上、ニュース記事からでした。
サルの薬殺を避けられるのは嬉しいことですが、実験施設に譲渡されることで、苦痛を与えられるなら、それがサルにとって良いのか悪いのか疑問です。一度施設に行ってしまえば、もうそこからは非公開ですから、一般人は状況を知る術もありません。

野生動物と人間との共存。
ここ数年での、猿・クマ・アライグマ(もともとペット動物ですが・・)・鹿などの問題。捕獲や薬殺。このような事が起こるたびに、外部からは、その地域の人々を責めるような意見が飛ぶ。
でも、大きな視点からいえば、動物の犠牲は野生動物だけではありませんよね。 畜産動物の大量消費・保健所での犬猫大量薬殺・ペットブームの裏側での動物たちの死・苦しみ、考え出したらきりがありません。

銃で殺された母グマと子グマの映像・・かわいそう・つらい・・そんな思いがこみ上げます。でも、実際日本では、1日に1000以上もの可愛らしい犬や猫が殺されているんです! 毎日、新聞に載るわけでも、テレビに流れるわけでもない。私たちの知らない・見えない・聞こえない場所で、毎日毎日、昨日も今日もそして明日からまた毎日、こんなにたくさんの犬・猫が殺されています。

野生動物の問題、これはこれとして、動物の犠牲を最小限にすべく検討される必要がありますが、現在のこの日本社会を考えたら、殆どの人が何かしらの動物の犠牲に携わっているでしょう。そしてその動物の犠牲に私たち人間は気付かされていない、という現状もあります。
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【2005/01/21 10:43】 野生動物について | トラックバック(0) | コメント(-) |
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